駒野選手の引退試合

 11月13日(日)に今治市のありがとうサービス.夢スタジアムで開催されたJリーグのFC今治vsAC長野パルセイロの試合に、長野側のチームドクターとして闘ってきました。

 FC今治はホームゲームの最終戦で、勝てばJ2への昇格の可能性も残され、長く日本代表のサイドバックとして活躍していた駒野友一選手の引退試合ということもあり、最初からモチベーション高くアグレッシブすぎる展開で、とてもJ3のレベルとは思えないような白熱した試合内容でした。結果的には長野がロスタイムで追いつき、3-3の引き分けで終わったため、FC今治にとってはかなり悔しい残念な試合になったと思いますが、駒野選手は「さすが」と思える精度の高いクロスをあげたり、長野の選手がドリブルを仕掛けて突破するのを絶妙にディフェンスしており、まだまだ現役でいけそうな感じでした。しかし、足が限界だったみたいですね。

 個人的には、AC長野パルセイロのチームドクターとして四国で開催された3試合に帯同させていただき、カマタマーレ讃岐1-0、愛媛FC2-2、FC今治3-3と1勝2引き分けの負けなしで終わったため、監督さんには喜んでもらえたのですが、愛媛県人としては微妙な感じでした。

 今回のように、プロの試合に帯同して、プロの選手やトレーナーの方々と多く接することで、教科書には書かれていないようなことを数多く学ぶことが出来るため、今後も機会があれば積極的にチームのために貢献し、結果的に当院に来ていただける患者さまに、このような経験で得た知識をしっかりと反映していきたいと思っております。

 最後に、駒野選手。本当にお疲れ様でした。数々の感動をありがとうございました。