「運動器体外衝撃波治療施術者認定」に合格しました!
このたび、「日本体外衝撃波医学会(旧 日本運動器Shock Wave研究会)」が実施する運動器体外衝撃波治療施術者認定試験(JOSST認定制度)に合格しました。
この資格は、体外衝撃波治療についての知識や安全な使い方をしっかり理解し、実際の診療で正しく行うことができる医療者を認定するものです。
つまり、「体外衝撃波治療を安心して受けていただける」という一つの証でもあります。
試験の内容は専門的で難しく、正直なところ受かるかどうかかなり心配していましたが、合格のメールを見たときは本当にうれしかったです。
この試験を通して、あらためて衝撃波治療の魅力を感じました。
当院では、拡散型体外衝撃波治療機器を使い、痛みでお悩みの方の治療に役立てています。
拡散型衝撃波は、筋緊張の緩和や血流改善、痛みの軽減などの効果があり、主に以下のような症状や疾患の治療に用いられます。
-
慢性的な肩こりや腰痛:筋肉の深部にあるこりや緊張をほぐします。
-
筋筋膜性疼痛症候群(トリガーポイント):痛みの原因となる筋膜のしこりに作用します。
-
腱・靭帯の炎症:アキレス腱炎、膝蓋腱炎、上腕骨外上顆炎(テニス肘)などの炎症による痛みを和らげます。
-
その他:足底腱膜炎や石灰沈着性腱板炎など、集束型と同様の疾患にも有効です。
また、肉離れなどのケガの初期(急性期)にも使用できるのが特徴で、治癒を促進し、再発予防にもつながります。
照射の際に痛みを感じることもありますが、常に患者さんと声をかけ合いながら痛みの程度を確認し、強さを調整しながら安全に行っています。
これからも新しい知識や技術を学びながら、痛みやケガでお悩みの方が少しでも早く楽になれるよう、日々の診療に丁寧に取り組んでいきたいと思っています。